『グリーン・ゾーン』
監督:ポール・グリーングラス
出演:マット・デイモン、グレッグ・ギア、ブレンダ・グリーソン
イラク中心のアメリカ人の駐留地区(安全地帯)をグリーン・ゾーンと呼びます。
そのグリーン・ゾーン周辺を舞台に、大量破壊兵器の所在を探す特殊部隊に付いたアメリカ兵の男が真実を探る捜査を描く作品です。
下の予告編が良くできていたので、つい見たくなりました。
マット・デイモン
ご存じの俳優さんです。
8歳のころからベン・アフレックとは幼なじみで、彼と共同で書いた脚本『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』がアカデミー主演男脚本賞を受賞し、その映画でアカデミー主演男優賞ノミネートされて、一躍有名人になった俳優さん。
しかも、ハーバード大です。
今年のアカデミー賞でも『インビクタス』で助演男優賞にノミネートされています。
私の好きな俳優さんの一人です。
ボーンシリーズでファンになりました。
この映画、『ボーン・スプレマシー』『ボーン・アルティメイタム』でコンビを組んだポール・グリーングラス監督との3回目のコンビ作品ということで、このボーンシリーズのような期待をして出掛けてきました。
手持ちカメラでの撮影で臨場感あふれる映画になっています。
最近のアクション映画でよく使われるようになっていますね。『ハート・ロッカー』とか『ブラックホーク・ダウン』とかの感じです。
大量化学兵器とは、イラク侵攻のとき良く耳にしましたね。
大量破壊兵器を保管しているとして、イラクを悪の枢軸と非難、当時はまさに、この大量破壊兵器がイラク戦争の発端のキーワードとなっていました。
なのに、何故か出てこない。当時私達も、「出てこないじゃん、アメリカは大儀を無くしてどうするの?」とよく話していましたよね。
まさに、そこが題材の映画です。
そして、この映画は、イラクの人々の気持ちに焦点を当てた映画です。
アメリカの怖くて、そして凄くいのは、こういう自国を批判する映画を作ることだとも思います。
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