建築士カトーのヒトリゴト

布橋の家耐震診断

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布橋T邸耐震診断


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今日午後から、布橋の家に耐震診断に出かけてきました。

このお宅は、4月上旬に浜松市に診断の補助金申請を行った野ですが、建物が無くなったお父さんの名義にままだったため、補助金申請にあたって、申請者を相続人全員の名前にするかまたは相続し、保存登記をしっかりしたうえでないと申請が受理できないと、浜松市役所から言い渡され、お役所仕事に付き合って申請の行ったり来たりを行い手間がずいぶん掛かってしまったお宅です。

結局相続の放棄の連名書を頂き添付して申請しましたが、市役所に一人「ザ・お役所の人」と言う人がいて、いじめられました。

さて、今回の現地耐震診断の一こまをご紹介します。

昭和43年建築のお宅で築40年のお宅です。

T邸 001.JPG
カトーさんが基礎の鉄筋をセンサーで確認してます。
残念ですが無筋でした。
「こりゃ困ったゾ」

T邸 002.JPG
天井裏に潜り込んで、状況をチェックしてます。
足を踏み外すと、天井穴明けて床に転落です。(^○^)

T邸 004.JPG
中央の梁は、手前の梁に引っかかっているだけです。


T邸 003.JPG
床下です。
ななななっなんと床束が、ブロックに柱の切れ端を交い物してあるだけです。さすがにこんなの始めてみました。(・・;)

しかし、これから夏に向かって、耐震診断の現地調査は床下、天井裏とも蒸し風呂の中での調査となり、辛い季節になります。(・・;)

今回の診断の詳しい話をここでは避けますが、とにかく昭和56年以前のお宅は精密診断だけはすること強くお勧めします。

昭和56年以前の家は、東海沖地震のは大破の可能性が大変大きくなり、大破すれば命を落とす可能性も比例して大きくなります。

どうかみなさん耐震診断と補強工事をお願いします。





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