建築士カトーのヒトリゴト

安全衛生協議会

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中村建設(株)住宅事業部安全衛生協議会


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二日ほど過ぎましたが、今週木曜日5月8日は、中村建設(株)住宅事業部の月に1回の安全衛生協議会が13時半から行われました。

本来は、弊社の建築工事部などのように各工事現場毎に毎月行うものですが、住宅は工事が小さいため部でまとめて月に一度、現在出入りしている業者さんの社長さんや番頭さんに集まってもらって行っています。

各現場毎の安全注意事項の説明と、工程の説明を行っていきます。

私達が安全管理を行っていく上で、業者さん達に直接安全指導できる場なので、安全面から言うと一番大切にしている会議です。

現在私達の現場ではすべてヘルメット着用はもちろん、安全帯使用、毎朝の始業前のKYK活動、各現場へ初めての場時に新規入場者教育、室内だけでなく場内完全禁煙などを指導しています。
これら重要な事項を守らなければ違反を行った職人さんと及びその元請け会社の社長さんが自らこの協議会に出席してみんなの前で謝罪するルールに成っています。

残念ですが、先月1社職人さんと社長がこの場で頭を下げました。

こういう指導のもとで事故のない工事現場を管理して行きたいと思っています。

このように、この場では繰り返し、安全の基本動作を勉強します。いわゆる労働安全衛生法を中心にした法律の熟知することの繰り返しが中心です。

家を建てるにも多くの法律によって拘束されるかのように言い方を変えれば守られています。
建築基準法
建築士法
建設業法
都市計画法
消防法
農地法
などが毎回絡んできます。

しかしここでは建てる為の法律ではなく、施工する時の法律に関係するものを守るよう指導しています。

たとえば、労働安全衛生法の他に、最近ではこの場を使って産業廃棄物処理法や建設リサイクル法などの説明や順守の指導も多くなってきました。
また、健康管理の指導も大切な項目です。

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協議会の参加者達です。

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なかけんハウジングの人や、本社安全グループ長(安全課長
の姿もあります。

DSC01484.JPG
この日は、各現場からの安全注意事項の説明があった後、DVDを使っても研修を行いました。

おかげさまで、なかけんハウジングでは最近事故は発生していませんが何時起きるか分かりません。
油断禁物でがんばっています。

なかけんハウジングは中村建設(株)の一部の部署として成り立っています。県内大手の建設会社の中村建設の安全管理は住宅などの小さな現場でも容赦しません。
その指導は大手の住宅専門会社と比べると問題にならないほど厳しく行われています。
ましてや、市内の地元の工務店さんなどを中心に出入りしている業者さんたちからすると、ついて行くだけで大変なことだろうと思います。
しかし、事故だけは避けなければいけませんからね。

大手の住宅会社さんでもどうして安全管理は程度が低いのでしょうか。蓮
私の自宅の近くで施工している富士ハ○スさんの工事現場では、基礎やさんが土曜日仕事していましたが、ノーヘル(ヘルメット未着用)でした。驚くのはカタログの写真でさえヘルメット未着の人が平気で仕事している姿で出ています。聯
ちょっと違うと思うのですが。

お施主さんも工事現場に来場なさることは多いのですが、現場の際には来客用メルメットも用意していますでの、必ず着用をお願いします。

ところで、先日の中間検査立会のブログ覚えていますが、浜松市役所の職員は平気でヘルメット無しで入場してくるのです。建築基準法の順守の確認に来ているのですが、安全のことはどう思っているのでしょうか。こちらも方々も考え方からして問題ですね。(^○^)

ちょっと前のブログに写真が出てます。秊

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