建築士カトーのヒトリゴト

四川省地震と東海沖地震の話2

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中国四川省地震から東海沖地震について

その2

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5月17日の話を続けます。

中国人のモラルの無さ、賄賂無しでは動かない地方役人の府合い振りにあきれるばかりと話しをしました。

 

外交姿勢も、強気一辺倒の中国です。
どの国に対する外交姿勢も同じですが、特に日本に対する風当たりは強い物があります。

靖国問題では、内政干渉と日本人の多くが感じていたのではないでしょうか。しかし中国国内での対日批判はすごかった。
しかし、アジアカップでの重慶での日本人バス襲撃などに日本人は極めておとなしい行動をとりました。これが理性ある態度です。

 

今回被災地に行った、救助物資を載せたバスを住民が襲撃、強奪のニュースも届いています。これは中国国民のモラルの低さを示した事例ですが、米国や中南米でも同じことが頻繁におこなれます。

「○×反対デモなどといって、米国でも反韓、反中国デモ時々起きます。そして最後はその関係店舗の襲撃になり、強奪になる。なんて言う報道は良く見かけます。

 


阪神淡路大地震の時、私がTVで直接見た光景ですが、被災後3日後くらいにいち早く住民のために開いたスーパーでの話です。

住民が殺到し、長い行列をつくり順番をまって、食料を買い求める姿と取材した夕方のニュースでした。

レポーターがその中で順番を待つ外人さんの女性にインタビューした時のコメントが印象的でした。
「今回はほんとに驚かれたでしょう?」
「はいほんとにびっくりしました。」
「突然の地震にびっくりしましたね」
「いいえ、日本人のモラルの高さにびっくりしました。これだけ被害に遭い、食料も飲み水にも困っているのに、全く強奪が起きないこの国の国民にびっくりしました。今日もどうしてこんなに冷静に並ぶことができるのか驚いています。アメリカでは必ず奪い合いに成っています。」
という街頭インタビューの一コマがとても印象深く残っているのです。

日本人のモラルの高さは外国に自慢できる財産です。

私達はいつでも理性ある態度を忘れてはいけません。
モラルある行動を取ることに心がけることを忘れてはいけません。
人の悲しみを世界一理解でき、その行動が取れる国民でなければいけないと思うのです。

次回に続く


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