建築士カトーのヒトリゴト

住まいの断熱

「断熱のポイントチェック」

 

 

住宅エコポイント制度の導入で、住宅の断熱がこれまでより注目されています。

そこで、改めて断熱材、工法の紹介をしましょう。

 

夏涼しく、冬暖かい四季を通じて快適に暮らせるためには、ある程度外気の温度の影響を受けない家にする必要があります。

 

そこで重要になってくるのが一般的は建物の断熱化です。

 

外の寒さ、暑さを室内に伝わりにくくし、室内の暖かさも外に逃げないようにする。そこで室内の冷暖房にかかるエネルギーも節約することが出来ます。

 

しかし、"必要な断熱性能は地域によって異なる"とは同然の事だと皆さんもご理解されるともいます。

 

その指標と成っているのが、『(財)建築環境・省エネルギー機構』による「次世代省エネ基準」です。ここでは、全国を6つの地区に分けてQ値の基準がされています。

 

私たち静岡県はⅣ地区です。

Ⅳ地区の仲間の件は、茨城、群馬、山梨、石川、福井、富山、岐阜、滋賀、埼玉、・・・・・・・熊本、大分、長崎、高知、徳島、香川、・・・・

 

と聞くと少しおかしいと思いませんか?

私たち静岡の家は、高知の家の人たちも、石川、福井、富山、岐阜、山梨の方々に見合う断熱性能を要求されています。

これは私の持論ですが、機構はこの6地区を10地区以上に区分けするべきだと思います。

この話をすると長くなります。

 

さて、断熱材といってもいろいろな種類があります。

次回はこの種類の話から始めます。今日はここまでとしましょう。

 

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