『断熱材がありません3』
いよいよ、断熱材不足も蔓延してきました。
すでに、あちらこちらで工期延長の話も聞かれ出しています。
9月当初には注文して2日で入荷した断熱材(グラスウール)が今では2ヶ月では入らなくなっています。
各現場、断熱材不足に四苦八苦しています。
GW(グラスウール)が不足しているのですが、GWに変わって板状断熱材(押し出し系板材断熱材、発泡系板材断熱材)などが、代用として使われ出しています。
こちらはコストが上がるため仕方ない選択として、施工されています。
さて、先週からのニュースでは、一部の建材店が「韓国製を輸入手配している」と言う話題です。
韓国製断熱材!!
まだ実際には見ていませんが、JIS規格でスリースター(☆☆☆)とのことです。
JIS規格とは日本工業規格のことで、韓国製品が日本の工業規格を取れるものなのかちょっと不思議な気がします。梱包材にどのように書いてあるかはっきり確認する必要があります。
しかし、JIS規格製品を使わないといけないという法的定めは無いようです。
次に☆☆☆について、通常日本国内で出回っている断熱材は今では全て4スター(☆☆☆☆)と言っても良いでしょう。
その中で☆☆☆を使うことに法的問題は無いのでしょうか?
本日まちづくりセンターに問い合わせしてみました。
「隠蔽部に使うことには問題はない」とのことです。
あとは、シックハウス対策の問題があります。施主に了解を取る必要なあります。
さてその次に問題は?
どうも、韓国産断熱材は、袋入りではないようです。
裸の断熱材と言うことであるならば、室内側にしっかり気密シートを施工する必要を感じます。
出来るならば、省エネ4等級で要求されているJIS A6936適合品を使うことをお勧めします。
なかけんハウジングの省エネ4等級ではしっかりその施工をしています。
ちなみに、住宅版エコポイント制度では、明確にはその必要をうたわれていません。
特にここ浜松地方では、過去に改修工事で壁内結露は殆ど見かけられません。その必用自体強くは感じませんね。
でも、施行しておくことに超したことはありません。
メーカーさんの見解でも浜松地方には必用はないと言っています。(メーカー見解で、法律見解ではありませんが)
どうやら、何とか韓国産を使うことに問題はなさそうです。
どこまで続く断熱材不足でしょうか。
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