ラジオを掛けておく
聯 輦 蓮 聯 輦 蓮 聯 輦
元泥棒の過去の体験談その2です。
彼曰く
『私が推薦する留守中の泥棒よけは、窓にレースのカーテンを引き、かすかに外に音が漏れるくらいにボリュームを絞ったラジオを、外から見えない場所に置い
ておくことだ。
名古屋市内の戸建て住宅を狙ったときに学んだ。
私は行き当たりばったりで実行せず、何度も下見する慎重な泥棒だった。その家にも幾度も通い、夫婦共働きで、二人とも朝出勤することをつかんでいた。そこで昼間行ってみると、いつも人の声がぼそぼそっと聞こえてくる。
不思議に思いながら、侵入をためらう日々が続いた。
あるとき、それが人の声ではなくラジオから聞こえてくる音だと気づいた。だが、本当に人がいないか、まだ確信が持てなかった。
留守かどうかをインターホンで確かめる泥棒がいると聞くが、私はインターホンを信用しない。インターホンを押しても、居留守を装う人が多いからだ。
私がよく確認に使った方法は、窓に小石を投げることと、葉がついた小枝で窓をたたくこと。人がいると、大概、様子を見に来る。この家でも実行して、反応がなかったので、安心して1階の窓から侵入した。』
カーテンを完全に締め切ると、留守を教えるようなものなのですね。
我が家は、雨戸を日頃閉めません。旅行に行くときは全窓閉めていくので、近所の方からも、「カトーさんご旅行ですか?」と聞かれる有様です。バレバレの留守です。
泥棒は何度も下見して入るというので、我が家は泥棒さんにも留守がバレバレです。
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