インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国
縷縷縷縷
『インディー・ジョーンズシリーズ』と言えば、私はハリソン・フォードと言うよりもスティーヴン・スピルバーグ監督という印象が強い映画です。
何と言ってもスピルバーグ監督は映画界の一番の大物であることは誰もが認めるところです。
しかし、私にとってちょうど10歳年上のスピルバーグ監督は、映画少年で1950年代60年代の古い映画を片っ端から見ていた中学、高校生時代に区切りをつけ、青年時代になり映画青年になる大きな影響を与えた監督です。
当時私は、マリリン・モンロー、ジョン・ウェインやジョン・フォード監督、ロバート・レッドフォード、スティーブ・マックイーン、フランスではアラン・ドロン、イタリアではジュリアーノ・ジャンマのファンで、深夜映画を毎日毎日観たものです。
それが、私の中で好きだった昔スタイルの映画がこの監督が現れて一変しました。
初めて彼の映画を見たのは、たぶん1971年の『激突』だと思います。
若干24歳にしてこの映画を作ったのです。この映画の恐怖感の映像の作りのすごさに当時本当に驚きました。
続いて1975年に『ジョーズ』 、この映画は当時大学生で春日井市に住んでいた姉を妹と二人で訪ねたとき、名古屋の街まで出かけ見た印象深い映画です。初めて観たときの恐怖は今でも鮮烈に覚えています。
私の中での恐怖映画はヒッチコック監督の『鳥』のような映画がそれでした。
しかし、異質の緊迫感がスピルバーグ映画にはありました。
そして1977年30歳で『未知との遭遇』を作っています。衝撃でした。
1985年には、青春時代を代表する映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』を作ります。今回の、『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』は『未知との遭遇』を連想させます。というか、そういう演出でしょうか。
『インディ・ジョーンズシリーズ』映画は、娯楽の粋を行き、面白いことは何でもありです。
『ハムナプトラシリーズ』のように妖怪や亡霊との戦いとは違い(こちらも大好きな映画です。今年夏最新作が公開されます)考古学の中に秘める聖なる呪いが出てきますが、ここまでやっちゃいましたか。(^o^)
観てのお楽しみで詳しくは説明しません。
今回はジョージ・ルーカス監督が制作総指揮で参加しています。
是非、お楽しみください。
コメントする