建築士カトーのヒトリゴト

2007年6月アーカイブ

人として正しいこと
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最近ブログの中で専門家の私がびっくりするくらい勉強されて家づくりされている方が多いのに驚かされます。

しかし、家づくり日記などを読むと、その多くの方が、住宅メーカーや機器メーカーの営業の話に心服してしまっていて、他の営業マンの言っていることに耳を貸していなかったり、調べているのが、ネットのブログや掲示板であったり、読んでいるも大学教授か書いているような専門書でなく、営業かかった人のセールス本だったりしているのが気になります。怜

それらの本は自社の取り扱っているシステムを営業するために書かれた本なので、根本的に否定的なことは当然書かれていません。

たとえば、『「いい家」がほしい』、だったり『体にいちばん快適な家づくり』や、『建てる前に読む本』などの本は、ベルトセラー並みに売れているらしい。

しかし、読んでみると自分の営業品目の正当化を述べている偏った本です。これらの本の内容を全く鵜呑みにし、その通りだと思いこんでしまうのは大変危険です。蓮

そこには、地域差のある場合に加味しないといけないシステム家族構成で加味しないといけないシステム健康度合いを加味しないといけないシステム、があるのにそれらを無視していることが多い、等々あるのです。

たとえば、高気密高断熱などは、最近大変営業上受けの良い言葉です。猫も杓子も高気密高断熱といっているような気がします。(お客様のネコ呼ばわりは失礼しました。蓮)

高気密高断熱は大変良いものです、私もそう思います。しかし、寒冷地での話です。ここ浜松市近辺では、到底費用対効果が望めません。
良いに決まっていますが、掛けた費用の割に効果が望めないのです

東北地方、北海道では、室内をがんがん暖房し、冬でもTシャツ一枚で過ごす生活をします。その時、屋外は零下です。しかしここ浜松地方では、冬案外暖房はこまめに消し、室内で厚着をして暖房費を節約しています。まさかTシャツで毎日過ごすお宅は少ないでしょう。それで過ごせるくらい外気温が高いのです。

断熱材メーカーの話では、この地方は断熱材の室内側に防湿シートはいらないくらい、外気と内気との温度差がなく、室内結露の心配の少ない地方だといいます。(もちろん結露は若干しますから、その結露水が再度蒸発発散する事の出来る断熱材の使用が前提です)

夏の屋根の熱を言う方もいますが、屋根対策で十分です。

それなのに「お宅は標準で外断熱じゃないのですか?」「お宅は標準で高気密高断熱じゃないのですか」といってくる、洗脳された知識の方がとても多いです。

それはネットや営業本での知識収集が原因です。それくらいブログやネットの掲示板の情報は正確で無いものが非常に多いのです。

私も希望に添って何件か高気密高断熱住宅を手がけましたが、「そこに費用かけるのだったらあそこを・・した方いいと何度も進言するのに、・・・・・・」と思うほど、別のヶ所を質素に我慢しているのです。

結局、その後アフターでお伺いすると、殆ど1年中窓を開けて過ごし、冬に一時期しか全館暖房は使っていないのがこの地方の現実です。

話が、高気密高断熱のことで熱くなって横道にそれてしまいましたが、私がいけないぁと思ったことは、素人マニアの方が、ブログや掲示板で、間違った考え方を正当だと信じ、自慢高々に経験者として間違ったままアドバイスしていることが何と多いことかということです

高気密高断熱に決まってるよ。

断熱材は○○○が素晴らしいよ。

床暖房は××サ。

空調システムは××がいい。

レンジはIHがいいに決まってる。

こんな時はこう対応するのが一番。

と書き出したらきりが無いほどあります。

アドバイスには、地域差家族構成の差健康度の差趣味あこがれ育った環境収入等の差を加味した責任持ったアドバイスが必要です。

人としてモラルあるアドバイスをお願いしたいと思います

そして、皆さんはそれらが中途半端な情報であることをよく承知して、注意してネットや市販本をお読み頂きたいと思います。

人として正しい行動が出来るよう、決して前記の様な書き込みを自信満々に書き込みするような人にならないでください。

続く

人として正しいこと

今世間を騒がしているミートホープ社事件。信じられない事が日本で起きていました。

中国人のモラルの低い行動の報道が相次ぎ「中国人って信じられない」って、日本人の誰もが思ったのではないでしょうか。

私が中国北京に旅行した時も中国人には驚かされました。
どこで買い物しても店員さんは私を何とか騙して高く売ろうとしました。大きなお金を出しておつりをもらおうとすると決して出さない。おつりを返そうとしない。あげくの果ては店の奥に逃げて行ってしまう有様でした。

ペットボトル1本買うのにも、100円出せば1本100円になり(現実には元ですが)、500円出せば500円になり、1000円だすと1000円になり、驚いたことに1万円の高額をだせばやっぱり1本1万円になってしまうのです。怒鳴って怒ると、おつりを出すのかと思えばペットボトルが2本、3本と増えていくばかりです。そんなにもらっても困るのにね。(笑)
 結局、数本のペットボトル受け取り諦めてことにして、廻りの人に配った友人がいました。

帽子買ったらおつりがもらえず、1時間粘ったが駄目で、結局キャップを30個受け取ってきた年配者がいました。(バスの中でみんなに配っていました)

私達日本人には信じられない出来事でした。同じツアーの仲間達の中で旅行中大いに中国人のモラルの無さが、参加者の皆さんの体験から大いに話題になったものです。

今回の事件は、それが中国人ばかりじゃない。日本人も同じだ!!驚きを通り越して皆さんも悲しい気持ちに成られたのではないでしょうか。

しかし決して他人ごとでは無いのです。
私達も個人差の中で大小の違いはあっても誠実さを欠いた行動、言動があるのでは無いでしょうか。振り返って反省したいと思うばかりです。

設計者の立場で仕事をしているのですが、内装、間取りに合わせ、時間をかけお客様の趣味に合うカーテンをコーディネートすると、そのまま市中の安売りカーテンショップに行き、こちらに無断で発注してしまう方がいます。

建物に合った外構をお客様の希望を聞きながら図面作成し御見積を出すと、知らぬ間にどこかの業者さんで外構工事が進んでいることが何回かありました。

多くの殆どの方は、「他社から見積取ってもいいですか」とお話しがあります。「その後他社が安いのでそちらにお願いしても良いですか」とご連絡いただきます。その時は「いいですよー」と答えます。

しかし、一言もないと大変悲しい気持ちになります。そのお宅にはその後、足が向きたがりません。

設計し、コーディネートするには事前打ち合わせし、商品を悩みながら検討し、プレゼンボード作成や図面作成するといった手間がかかる作業をします。
企業としてはそれなりの経費を掛けてお客様対応しているわけです。
人が時間を掛けて動けばその間の人件費がかかります。それに経費もかかります。それが会社というものです。

月の給料を月時間で割ると、結構な人件費及び関連経費が必要とわかります。

しかし、「ごめんね、他に施工させてもいいですか」と言われれば、「いいですよー」と快くお話ししています。(内心は大変辛いと思っていますが。)

それが無断で行われると、騙されたと思ってしまいます。そのお客様はそこまでの罪意識が無いと思うのですが、している行動は決して小さな悪ではないのです。結局知らないところで悪人になっているのです。大げさな言い方ですが、私が言いたいのは、『人はついつい「自分が正しく、他人が間違っている。自分がしている事はこれくらいまでは許される常識だけど、他の人が行う、いけない行動は、“非常識”、“信じられない行動”」と平気でいってしまう。』 そんな自分勝手なことを言ってしまう動物なんだということです。

たとえば、給食費を払わない親は“信じられない人”と批判するのに、NHKの受信料を払っていない自分は“受信料払わないくらいはいいの!”で片付けてしまう。など良い例です。

上記のカーテンや外構の事例も同じなのです。意識しないと案外誠実という物は出来ないものなのです。

続く

人として正しいこと

人として正しいことなんて書くと、大げさで大きな話になってしまう気がしますが、今感じていることを話します。

私の生活上の考え方の中で、正しく生きたいという気持ちが強くあります。

父としても子供達から尊敬される人物として純粋な気持ちでモラルに沿った正しい人生を正直な人間として生きてきたいと過ごして来ました。

ただし、人生はそうはいっても小さな事柄では難しい事ばかりです。

先日、ガソリンスタンドで給油したときのことですが、店員さんが「いらっしゃいませ」と言った後、私がカードを出し「レギュラー満タン」とだけ言うと、その時同乗していた二十歳の娘が一言、「どうしてお父さんは“レギュラー満タンお願いします。”と言えないかなぁ。私はアルバイトでお店に出ていると、やっぱり丁寧に言ってくれるお客さんはありがたいと思うし、うれしく思うよ。買う人と売る人の上下関係を超えて、へりくだって頭を下げられる人は立派だと思うよ。人としてそこまでしてあげなくちゃいけないんじゃないの?お父さんがいつも言っている誠実な人になるためには」ときつい一言!!

確かに。

それ以来、ガソリンスタンドで給油するときはもちろん、あらゆる場面で気を付けるようにしています。(笑)

しかし、娘の言う通りです。仕事柄、設計や営業でお客様とお話しする機会も多いのですが、上下で言うと“下”の立場の私に、丁寧な言葉で接してくださる人は、人格を感じます。

私も“上”立場ではおごらない自分でいたいと思います。人はついつい「自分が正しく、他人が間違っている。」と考えてしまいがちです。
「自分がしている事はこれくらいまでは許される常識、他の人が行ういけない行動は、“非常識”、“信じられない行動”」と平気でいいます。
給食費を払わない親は“信じられない人”と批判するのに、NHKの受信料を払っていない自分は“受信料払わないくらいはいいの!”で片付けてしまいます。

意識しないと案外誠実という物は出来ないものなんです

皆さん、がんばっていい人正しい人誠実な人を目差しましょう。


続く

22日金曜日、掛川市中心部で建築中だった、事務所ビルの引渡しが無事終わりました。

私の町、掛川市の物件だけに、特に気になる物件でした。設計期間が短い事務所ビルでしたが、案外いい感じの外観に仕上がりました。
お客様のご希望と予算、それを合わせるのが一番大変でした。

お金を掛ければいいものは出来ます。しかし、貸事務所となると採算が大事になります。お客様のご予算と、ご希望。かけ離れてしまうことがよくある話です。
しかし、話し合い、その都度丁寧に説明し、経験を元に概算を提示しながら、最終的に予算にあった物件を設計することができる。それが正しい設計者の力だと思います。

意外とその力がない設計者が多いものです。

施主のいいなりに設計を進め、施主に予算通りに設計していると勘違いさせる設計者。

施主の希望では無いところで、自分のマスターベーションに走り、施主予算とかけ離れた物件に仕上げてしまう設計者。
このような設計者に当たると、お施主さんは大いに迷惑なことです。迷惑では済まない、大金に流出という事態にもなりかねません。

今、家を建てようと考えている方で、設計を設計の先生(設計事務所)に出し、施工のみを工務店に出そうと考えている方は、ご予算に余裕のある方がされる手法と考えて頂きたいと私は思っています。
(中には違う建築士の方もいますと、誤解の無いように付け加えておきます。)

設計を設計事務所の建築士に頼む場合と、設計施工で頼む場合の、それぞれのメリット、デメリットをいつかお話しようと思っています。

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23日土曜日は午後から家内と映画を見に行ってきました。

ダイハード4.0

レン・ワイズマン監督、主演と製作をブルース・ウィリスが手がけるあのダイハードシリーズ第4作目。

まぁ、派手なアクション

家内曰く「ジョン・マクレーンは4回は死んでるよね。」

確かに、ビルから落ちる。EVピットに落ちる。車から飛び降りる。最後はジェット戦闘機から飛び降りる。それでもまた走り出す。挙げ句の果てに、自分で自分を撃ち貫通させて背後の敵を倒す、それでも死なない。まさに不死身。それがいいだよね。

ジョン。マクレーンが銃を構え、左目で敵を狙うポーズが私は大変好きです。マクレーン警部というより、毎映画で見せるブルース・ウィリスのかっこいい決まりポーズです。

先週の「パイレーツ」より、加藤さんの満足度は上でした。ちなみに長沢まさみの「その時は彼によろしく」も良かったですよ。

ダイハード4.jpg
この女性、日本でも少しおなじみの「マギー・Q」良かったね

今週は大変忙しく、ブログを書く時間も作れないほどでした。

今日は1年に一度のお客様感謝パーティーの日で、浜松市のホテルコンコルドで昼間を楽しく過ごして来ました。この話は写真付きで次回お話ししたいと思います。

余談ですが、今日家に帰ると家内が遅れて会社から帰ってきました。休日なのに出勤していたのですが、その理由が、家内の会社が来年夏公開される映画「そして夏が来た」?とかいう題名の映画の舞台の一部になっているのです。
今日がその2回目の撮影日で会社側の責任者として立ち会いをしてきた。というものでした。
先日は原田芳雄さんが来られ、「今日は大竹しのぶさんと撮影後会話をした」と言って喜んでいました。TVで見る、そのまんまの人だったとのことです。
オダギリジョーさんや石田ゆりさんなどが他の出演者だそうです。
来夏を楽しみに待ちます。

さて今週が忙しかった理由に、週の真ん中の水曜日に東京へ出かけてきたということがあったからです。

ビックサイトで開かれている「リフォーム展」を見に行くためです。

今回はいつも見に行く建材展の1/3程のスペースで小規模に行われていました。
屋上緑化や外壁リフォーム建材、給排水管更正工事、特に面白かったのがエコカラットに似た建材タイルでした。
その建材を使用した部屋と、しない部屋との悪臭の集臭比較の簡単な実験をしていました。「これは使えるな」と思いました。

ル・コルビジェ展

その後六本木ヒルズの森美術館へ移動して、「ル・コルビジェ」展を見てきました。この入場料で採算あうのかなぁ、さすが森美術館と思うほどの金額の掛けようでした。
会場内にコルビジェのアトリエが再現されていたり、マルセイユのユニテ・ダビタシオンのスキップスロアーマンションが2階建てでそのまま再現されていました。
感動ものでした。

アトリエ.jpg
アトリエ

コルビジェ絵.jpg
コルビジェの絵

サヴォア邸
サヴォア邸

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ロンシャン礼拝堂

ル・コルビジェは20世紀を代表する建築家です。同時に絵画や彫刻も多く残しています。
車の設計もし、今回その実物大模型の車の展示もしてありました。

ル・コルビジェほど、日本の建築界に大きな影響を与えた建築家はいないと言われています。
みなさんも学校で一番最初に勉強する建築家はもちろん彼ですよね。

私がル・コルビジェを好きなのは、住宅が彼の建築の原点であったと思われるからです。派手な公共建築に走る有名建築家に比べ、住むこと、そしてそこに必要な機能の追求など、全てが生活、人について述べているように思うのです。
彼が提案した自動車デザインも住居のような機能性を持つということから成り立っています。

ル・コルビジェは建築家として名を出す前に、画家として、彫刻家として作品を多く発表しています。学校もそちらの方の学校を出、建築は学校で正式には習っていないとのことでした。

ちょっと画家の勉強もしたくなってしまいました。もっとパースの勉強だけはしないと。

長く見学した後、近くだからと「東京ミッドタウン」も僅かな時間でしたが見学してきました。有意義な、そしてとっても疲れた一日でした。

東京ミッドタイン 010.jpg
西面からみた東京ミッドタウン

おはようございます。

夕べは雷がなり、深夜より大雨が降って、今朝確認したら案の定サフィニア、プリエッタ類の花が皆下向きに垂れていました。でもこれらの花は皆強くはれてくると元気に上向きになります。

今日の我が家の花
「カランコエ」

カランコエ
庭H19.3.18 カランコエ2.JPG

我が家のカランコエはこの冬超えが2回目で、こんなに大きくなりました。冬は外部に置くと寒さに弱いので室内に起きます。
すると室内で2月から満開の花が3ヶ月程続きます。その後、切り戻しをするとまた時期が来ると花が元気に付き出します。
挿し木が簡単な花で、春に挿し木するとどんどん増やすことが出来ます。

ところで、きのうの関東アマチュア選手権でハニカミ王子こと石川遼くん、8位とがんばり日本アマチュア選手権出場権獲得しましたね。
早稲田大のハンカチ王子こと斎藤佑樹の大人気ですね。彼らが人気の秘訣は「おばさま方が切れ長の目に・・・」と今朝のTVでは解説していましたが、取って付けた理由で違うなと聞いていました。
おじさんでも彼らは好きだからです。理由は至って簡単。“さわやか”だからでしょう。

いろいろ経費節減でサラリーマンは、一人がこなす業務が10年前に比べ倍増しているなかで、人はせちが無くなっていませんか。
建設現場でも、襟を正して仕事することは当たり前ですが、近隣からの苦情は昔に比べ比較に成らないほど多くなっていますし、驚くことは同じ業界の同業者から、通報され関係官庁から指導を受けることが増えているらしいです。

そのため、以前は工事現場に○×建設と大きな看板を出し、広告宣伝することが当たり前でしたが、今では出さないそうです。浜松市内の建設工事でも大型工事で同様にどこの建設会社が工事しているか分からない物件が増えています。

なにか違うと思うんですね。

私達はハニカミ王子やハンカチ王子の中に最近失われている物を感じているのだと思います。それは、“さわやかを感じる”であり、“ホッとする感じを受ける”であり、“誠実さを感じる”などではないでしょうか。

私がいつもこの部署に要求していることであり、私自身が心がけている信条と同じだと思うのです。


ところで昨日、名古屋で行われているコイズミ照明の新作発表展示会に行ってきました。
照明は私が設計するとき最も力を入れているデザインアピールのひとつです。今回も大変参考に成りました。付きっきりで応対していただいた、森所長ありがとうございました。
今後このコーナーでコイズミ照明さんのご協力を頂きながら、照明のお話しもしていきたいと思います。

S07P333A.jpg

S07P061.jpg

コイズミさんのカタログからです。(了解は取ってます(^O^) )

6月4日

体調も戻り、人混みも行ける体調に成ったので、映画鑑賞を自分で解禁とし、先週3本の映画を見てきました。

「バベル」「スパイダーマン3」「そのときは彼によろしく」
特に、「そのときは彼によろしく」は原作が気に入り3度も読んでいた物語だったので、映画化されると聞いたときより、この日を本当に楽しみにしていました。

結果的には大変満足しました。大いに泣いて帰ってきました。(笑)
しかもハッピーエンドでとてもさわやかな良い仕上がりとなってました。後ろの女性は横隔膜がけいれんしたかのように声出して、嗚咽してました。(笑)

でも、一言。
シーンと静まりかえる劇場で、平気にポップコーンをガサガサ音出して食べる若い男性。
耳にイヤリングした今時の青年。家内曰く「あの人は、人に迷惑掛けていること事態が分からない人なんだよ。どの場面で、どこで、知らぬ間に他人に不快を与えてしまっている事がないか、自分も反省しないといけないね」。確かに、その青年に怒りを覚える前に、自分達がまたひとつ勉強になったと感謝すべきかもしれないできごとでした。

しかし、みなさん「そのときは彼によろしく」はお勧めですよ。特に女性には。

ビフォー・アフター

今日は、明日引渡する、リフォームのお宅を少し紹介しましょう。
世に言う、ビフォー・アフターです。今回はまさに全く大変身で、改修工事をお考えの方には面白い事例でしょう。

ビフォー(二間続きの和室)
10着工前和室.JPG

アフター(ダインニング・キッチン)
11完成リビング.jpg


ビフォー(同じく和室)
40着工前和室.JPG


アフター(キッチンに改修)
41完成キッチン.jpg

ビフォー(着工前和室からリビングを見る)
60着工前リビングを見る.JPG


アフター(完成後ダイニングからリビングを見る)
61完成後リビングを見る.jpg

ビフォー(着工前リビングから和室を見る)
62着工前リビングより和室を見る.JPG

アフター(完成後リビングからダイニングを見る)
63完成後リビングより.jpg


いかがでしょうか、今回の紹介は和室廻りをダイニングキッチンにした所に限定して紹介しました。この工事では、洗面室をユニットバスに、ユニットバスを洗面室に変更、ユニットバスと洗面室、トイレの増築もあり、一般住宅を二世帯住宅に変更する大がかりな改修こうじでしたが、お客さんがその仕上がりに、大変喜んで頂き、設計した側も、工事した担当者も本当にやって良かったと感じる物件でした。

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