建築士カトーのヒトリゴト

人として正しいこと(1)

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人として正しいこと

人として正しいことなんて書くと、大げさで大きな話になってしまう気がしますが、今感じていることを話します。

私の生活上の考え方の中で、正しく生きたいという気持ちが強くあります。

父としても子供達から尊敬される人物として純粋な気持ちでモラルに沿った正しい人生を正直な人間として生きてきたいと過ごして来ました。

ただし、人生はそうはいっても小さな事柄では難しい事ばかりです。

先日、ガソリンスタンドで給油したときのことですが、店員さんが「いらっしゃいませ」と言った後、私がカードを出し「レギュラー満タン」とだけ言うと、その時同乗していた二十歳の娘が一言、「どうしてお父さんは“レギュラー満タンお願いします。”と言えないかなぁ。私はアルバイトでお店に出ていると、やっぱり丁寧に言ってくれるお客さんはありがたいと思うし、うれしく思うよ。買う人と売る人の上下関係を超えて、へりくだって頭を下げられる人は立派だと思うよ。人としてそこまでしてあげなくちゃいけないんじゃないの?お父さんがいつも言っている誠実な人になるためには」ときつい一言!!

確かに。

それ以来、ガソリンスタンドで給油するときはもちろん、あらゆる場面で気を付けるようにしています。(笑)

しかし、娘の言う通りです。仕事柄、設計や営業でお客様とお話しする機会も多いのですが、上下で言うと“下”の立場の私に、丁寧な言葉で接してくださる人は、人格を感じます。

私も“上”立場ではおごらない自分でいたいと思います。人はついつい「自分が正しく、他人が間違っている。」と考えてしまいがちです。
「自分がしている事はこれくらいまでは許される常識、他の人が行ういけない行動は、“非常識”、“信じられない行動”」と平気でいいます。
給食費を払わない親は“信じられない人”と批判するのに、NHKの受信料を払っていない自分は“受信料払わないくらいはいいの!”で片付けてしまいます。

意識しないと案外誠実という物は出来ないものなんです

皆さん、がんばっていい人正しい人誠実な人を目差しましょう。


続く

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