『But, we wanna build a school in Cambodia.』
今日は連休で東京から帰省している下の娘と3人で出かけてきました。
ネットで一般ユーザーの映画評価が飛び抜けて(少し高いと言うのではなくて図抜けて)高い評価なので期待して見てきました。
事実を映画化した作品です。
とある郵便局のカウンターにあった「カンボジアで子供達のために学校を建てませんか」というパンフレットを見たことがきっかけで、学校を建てる資金集めのためサークルを立ち上げ、実現のために奔走する学生4人を描いた作品です。
なんでカンボジア?
なんで学校造り?
なんで?、なんで?偽善?
「そんなことしても、世界はかわりっこない」 、そんな事を悩みながら、苦しみながら、 「大河も一滴の滴から」の思いで、最後には実際に学校を完成させる物語です。
今年ベスト5には入る感動の作品です。素直に青年が悩む問題を、綺麗に取り上げることで出来て共感を呼んでいます。
主演は今回が映画初主演の向井理、一緒に奔走する学生仲間は、松坂桃季、柄本佑、窪田正隆、そこの絡む、女子大生に村川絵梨
向井くん、柄本くん、窪田くんは、昨年のゲゲゲの女房で共演していた三人です。
村川絵梨さんは、NHK朝ドラの風のハルカのハルカで有名ななった人です。
この作品の感動は、映画のストーリー、脚本の力にあるのではなくて、
世界に多くの手をさしのべなくてはいけない子供達がいるのに自分たちは何不自由なく生活している。優しい人なら誰もが持つ理不尽なこの世界への心の葛藤。
そう気づきながら、実際には何もしていない自分への失意と不満、やるせなさ、
青年達の純粋な気持ちをストレートに表現出来たところが高評価になったのでしょう。
誰よりも、純粋な気持ちを持ち続ける事を意識して生活している私にはこういう作品は心を打ちます。
今年のカトーさん評価ランキング
1.阪急電車 片道15分の奇跡
2.八日目の蝉
3.バーレスク
4.アジョシ
5.僕たちは世界を変えることはできない
6.トランスフォーマー ダークサイド・ムーン
7.ソーシャル・ネットワーク
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10.小川の辺
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