『ハウジング会講師を行う』
今日午後より、中村建設(株)住宅事業部の協力会の「なかけんハウジング会総会」が行われました。
平成23年は第13期になります。
「なかけんハウジング会」が発足してすでに13年目を迎えることになるんですね。早いものです。
第12期決算報告と第13期予算案の承認が行われました。
ご挨拶に立った、中村建設(株)取締役建築本部長の金原です。
総会のあと、住宅事業部長の私が5月に東日本大震災を観てきた様子を「東日本大震災視察報告」と題して講演を行いました。
視察は、福島駅でレンタカーを借り、相馬市、山元町、仙台市若林区、仙台市内、東松島市、石巻市、女川市、南三陸町、気仙沼市、陸前高田市、を廻り、680kmを走り観てきました。
宿が取れず、200km離れたホテルへ行ったりもしました。
内容は自分の目で見て廻ってきて、ニュースで流れていない、建築士から見た、プロの視点での視察報告を行ったつもりです。
皆さんはどの町が一番悲惨だったと思いますか?
どこも悲惨でした。それが答えです。
しかし、被災の様子としては、市町村別で言えば、石巻市の死者数は3000人を超え、2番目に死者数が沢山でた、陸前高田市の1500人の2倍と、群を抜いてダントツとなっています。
ひどかったです。
石巻の様子を見たときはショックでした。
相馬市、山元町、仙台市若林区、仙台市内、東松島市を見たあとで、被害の様子に見慣れてきた頃だったのに、声が出ない風景が広がっていました。
「えー、何?これ、こんなことがあるの」といった気持ちでした。
悲惨でした。
その悲惨な様子を出来るだけ伝えることと、建築的にどのような建物が被害を受け安く、流出しているか、などをご説明しました。
社内での報告会、地元自治会での講演と3回目の私の講演が無事終えることができました。
皆さんありがとうございました。
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