『社内懇談会出席』
弊社中村建設では、社長と社員との懇談会というものを行っています。
各階級毎に分けて月2回のペースで行います。
本日その懇談会が行われ、今日はお休みを頂いていたのですが、建築関係のオブザーバーで出席するために夕刻から出社しました。
(結局懇談会終わっても、仕事を始めてしまい、こんな時間になってしまいました。)
今日の社員は新入社員でしたので、大変初々しく、難しい話題も触れず和やかに進みました。
私も30年前にこんな時期もあったのかと思わず思い出さずにはいられませんでした。
その時、社長から配られた資料の中に、こんな一説がありました。
新入社員には難しく、説明も無く社長は流しましたが、私には目がとまりました。
『部下の話は仕事を中断して聞く』 というコメントです。
「部下の者が、何か用があり自席に近づいてきたときなどには、できれば直ちに自分の仕事を中断し、二三歩前からその顔を見、その足元を見守って、にこやかにその用件を聞き取る態勢を整えて、さあどうぞという言った気持ちを目で知らせるくらいにしなければならない。
そうしてゆっくりその述べようとするところを尽くさせ、充分その言おうとしているところを言わせるがよろしい」
こんなことが書かれてました。
実はこの懇談会前に、まさにかたわらに立ち、指示をもらおうとしていた部員を、私はきりになる15秒程度かとは思うのですが、キーボードを打っていました。
その時、ちょっと「待たせてはいけないな」という、反省の気持ちが横切りながらも手を止めませんでした。
昨日も「ご苦労様」 「お疲れまでした」と ねぎらう言葉が足りないと反省したばかりでした。
部下には、人の事をあれこれいう事が多いのに、実は自分はそんなこといえるほどの人物ではありません。
反省することばかりです。
新人社員を前にそんなこと考えていました。
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