建築士カトーのヒトリゴト

ゼロの焦点

『ゼロの焦点』

 

 

松本清張生誕100周年記念作品

 

監督:犬童一心

出演:広末涼子中谷美紀木村多江西島秀俊加賀丈史

 

舞台は、昭和32年の金沢から起こる。人間の過去を巡ってのミステリー事件。

 

賛否があって、観ようか、先送りしようか悩んだあげく、観てきました。

 

原作はたしかにすばらしいと感じる作品です。

脚本家と監督がどこまで、映像化をできるか。映像用のストーリーに直せるかが作品の鍵でしょうか。

 

予告では3人の女優を対立させ、集客をねらった形で映像をながしています。確かに3人が中心ではありますが、木村多江さんの映像シーンが少ないですね、残念です。この田沼久子役は木村多江さんの最近のイメージから言えば、はまり役ですね。もう少し長く観たかったです。

 

中谷美紀さんは相変わらず綺麗な人ですね。『壬生義士伝』以来この人は好きです。今回の演技はすばらしいです。ラストの錯乱状態以降の演技は熱演かオーバーアクションか、皆さん観て評価してください。

 

末広涼子さん、今回主演です。この人は以前からあまり評価出来ない女優と思っています。『おくりびと』での演技も、今回の演技も、何となく演じている感じがしてしまう演技かたです。今回は荷が重すぎた感があります。

ただ、20代の女優さんで現在この手の役所をこなせる実力派が居ないのが現実だと思います。

 

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