『I様邸砕石パイル』
本日は砕石パイルをご紹介します。
現在、袋井市で施工中のI様邸で施工中です。
I様邸の地盤は地盤強度(N値)が取れなく摩擦杭が選択されるべき地域でした。
(袋井市の液状化危険マップです。)
http://www.city.fukuroi.shizuoka.jp/kbn/Files/1/51110030/attach/kikendomap.pdf
しかし、ご覧のマップから液状化危惧される微妙な地域でもありましたので、液状化にも強く摩擦杭としても効果が高いとわれる砕石パイルを採用しました。
砕石パイル施工では、オーガードリルで想定深さまで穴を掘ります。
そこに砕石という砕いた岩石を入れ込み、転圧するというものです。
摩擦が十分とれると言われています。また地震時水位が高い場合は砕石パイル自身が水道(みずみち)となり液状化による沈下を防ぐといわれています。
まず位置を決め、オーガーをセット
オーガーを回転させ、穴を掘りだします
引き抜くとこのように土がオーガーに巻き付いて掘れてきます。
これを数回繰り返します。
しばらくすると、こんなにきれいな穴が掘れます。
そこで小型バックフォーでオッパーに砕石を投入します。
ホッパーから穴に砕石が流れ込みます。
このオーガーは上からの圧力による転圧機能も備えています。
オーガーを逆回転させながら砕石を投入し、回転を止めて転圧をし、を繰り返します。
こんな感じですね
完成するとこのようにきれいに杭頭が並びます。
完成に様子です。
今日は珍し砕石パイルを紹介しました。
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