建築士カトーのヒトリゴト

改正省エネ基準2

『これからの省エネ住宅はどう変わっていくのか』

 

 

今年10月から施行される、 「改正省エネ基準」

これにどう対応していくのか?

これからの省エネ住宅はどう変わっていくのか?

 

大きな課題であり、業界では大きな問題でもあります。

 

まず、2020年法律で義務化がされるという現実があるのです。

 

「改正省エネ基準」では、住宅の床面積に応じて一次エネルギー消費量の基準が変わります。

その計算が今までの事業主基準とは比較にならないほど計算が必要になるのです。

 

地域の小さな工務店さんはどう生き残るのでしょうか?

 

2020年に義務化されるということは、すべての住宅でこの計算を行うことになります。

これからの地元の零細工務店はどうなるのでしょうか?

 

計算をしてくれる機関やメーカーはすでに出だしています。しかし、そこに出してしまっては設計ができなくなります。

コスト重視のお客様にはぎりぎりの省エネ基準合格の一次エネルギー消費の仕様で設計したいはずです。

これからは「省エネ基準」を理解していないことには設計ができません。

これからは「省エネ基準」を自分で計算できないことには、ローコスト提案はできません。

 

住宅の壁量計算(筋違の量)では今でもそうですが、目標の数値を決めて筋違のバランスと量を決めています。

がむしゃらに筋違が多い方がいいとはどなたも考えていません。適宜がいいのです。

たとえば法律ぎりぎりの1.2倍にしようとかね。すなわち1.5倍も2倍も入れようとはしません。そこでバランスを見ながら、パソコン上で、筋違を入れたり、移動したりしています

 

省エネ基準もそうなると思うのです。

 

段々と省エネ基準の中身を考えていきましょう。

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