『日頃の仕事』
家造りは私の趣味であり、生き甲斐であります。
家造りは、幼い頃より大工の息子として、構造材の柱・梁の刻み(加工)の仕事場の中で育ってきた私にとって家を造りたいと言う希望はごく自然のことでした。
しかし、それは工作の延長上のものだったのですが、今では違う意味で大きなやりがいになっています。
家造りはそこに住む方々の人生に大きな影響を持たせるとても大切な事業と考えています。
ひとり一人違う家に対する希望を正確に叶えることがやりがいとなっています。
私の家造り設計は、一般設計事務所の先生方と違って沢山の時間と取ってコミュニケーションと取ります。プラン段階では出来るだけ私自身の自我を出さずに、個性を出さずに、お客さんの希望を聞き取ります。
家を建てる人は漠然と家の間取りや、部分部分にあこがれを持っています。それを実現させたいと思っているからです。
設計事務所の先生方に多く見られるのが、先生の建てたい家になっていることです。
そこに住む人が以前から持っていた自分の家のあこがれが100%実現出来るか疑問を持ちます。
本当の完成した家の感動は、自分の造りたかった家が出来ることにあると思っています。
その考え方からいうとTVで流れる「ビフォーアフター」には感動は覚えません。
勝ってに造られた家は、出来た瞬間は驚きと感動を思えるでしょうが、そこには自分の家造りのこだわりは実現できていません。他人に造られた家です。時間が経てば不満も出てきてしまいます。
それがほんの小さなヶ所でも不満は段々大きくなって来ます。そこだけ気持ちの中で目立ってきてしまいます。
完成した時前からずっと希望していた自分の家が出来たと感動を覚えるような家を造ることを目指しています。
まるで自分が設計したかのように満足できる自分の家を、皆さん全員に造ってあげたいと思っています。
私の役目は、そこにこっそり正しい方向へ導くことです。出来るだけ提案を申し上げ、採用はお客様に判断していただきながら設計していきます。
「作業性良さ」だったり、「生活性良さ」だったり、「環境の良さ」だったり、「デザインの良さ」だったり、「上品さ」だったり、をこっそり引き出すのが私の得意としているところです。
そして完成して希望が実現して満足していただけることが一番の喜びです。
こんにちは
ご無沙汰しております
スタッフの皆さん お元気でしょうか?
住まいの話です。
我が家も引き渡し後4か月になります。
桜もだんだんと散りだして、少し暖かくなり
初めて、窓全開をしてみました。
風通しを考えた間取りは最高に気持ちよかったですよ。あと、加藤さんの提案でもある家事室と脱衣場の間に廊下を設けたことによって、風が南北に抜けていきます。リビングがとても気持ちのいい空間になってます。
夏に近づいていきます。リビングを広くと考えた家なので、エアコンの効きがどのくらいかが今後の楽しみでもあります。
住むということを楽しんでます。
あと、周りの草木の緑が増した時の景色も楽しみですね。
まだ、自作のウッドデッキに取り掛かれません
がんばります。