建築士カトーのヒトリゴト

防災訓練

『応急危険度判定士』

 

本日は、県下多くの市町で行われた防災訓練の日です。

 

私の住む掛川市でも朝9時の防災サイレンを合図に、訓練が開始されました。

 

私の住む自治体では私は、避難誘導班となっています。9時のサイレント同時に、拡声器を持って家々に回って、避難の呼びかけを行いました

「訓練、訓練、ただいま地震が発生しました。住民の方々は、火の始末を確認して至急第一避難場所の公園に避難してください。」の避難の呼びかけを合図に各戸から住人が第一避難場所に集まってきます。

 

防災訓練 1.JPG

私の区は小さく、全戸で64戸で成り立っています。この区全戸から100名が避難してきました(訓練に参加してきました。

訓練は、各班毎に行われていきます。

 

防災訓練 2.JPG

 

 

抱きだし班が、炊き出しを始めました。

 

 

防災訓練 3.JPG

 

 

救護班は公民館で救護の講習をしました。3組の元浜松医大の婦長を務めた(定年退職)鈴木さんが三角巾での救護の指導をしています。この婦長には私も入院中大変お世話になりました。

 

防災訓練 4.JPG

 

避難誘導班は、防災倉庫の機器類の点検も担当です。すべて引きずり出して、エンジン物などは試運転して動くかの点検もしていきます。

 

 

 

カトーさんは、掛川市の応急危険度判定士登録をしています。

今回掛川市から事前に今回の掛川市地域防災訓練に応急危険度判定士として危険度判定訓練に参加出来るかの連絡がありました。

ボランティアの依頼です。

 

私はこのような専門的な知識をもって地域に活動するボランティアには全て参加するように心がけています。今回も参加を届けておきました。

 

少し前に文書で、広域避難場所での応急危険度判定の住民への説明の依頼がありました。

 

10時過ぎ、広域避難場所である地区の小学校に他の判定士の方と待ち合わせ、集まった学区の住民さんたちに、応急危険度判定とはどのような事を行うか、判定要領はどのようなものか、り災証明との違いなどを、お話してきました。

 

ここで、被災建築物応急危険度判定とは

地震により被災した建物が、その後に発生する余震等で倒壊したり物が落下したりして人命に危険を及ぼすおそれがあります。そのため被災後すぐに地方公共団体により、応急危険度判定士が被災建物の調査を行い、その建物が使用できるか否かを応急的に判定することをいいます。

応急危険度判定による調査結果は、『危険』、『要注意』、『調査済』の三種類のステッカーで、建物の出入り口の見やすい場所に表示します。こうすることにより、その建物の利用者や居住者だけでなく、付近を通行する歩行者にも建物の安全が確認できる。

というものです。

 

訓練はやっぱり経験しておくといざというときは役にたちますよ。

 

 

 

 

 

 

 

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