建築士カトーのヒトリゴト

ウッドデッキを知る1

『ウッドデッキのある家』

 

 

今の家の設計では、ウッドデッキを希望するお宅が非常に多い。私自身も「いいもんだなぁ」と想います。

 

なかけんハウジングのモデルハウスでも、毎回大きな面積を採用しています。

 

ウッドデッキ.JPG 

左奥に見えるのが、外部でウッドデッキです。

 

美咲台のモデルハウスでは、デッキの廻りを隙間のある間隔で板塀で囲み、風は通る、しかしブライベイト空間も保てる微妙な感覚の空間を造りました。

そこには、外部ではなく、リビングの延長という空間を造ることができました。

 

ユニットバスから出て、裸のまま日光浴ができる、完全なプライベイト空間のデッキも造ってみました。

意外と評判が良かった。

 

ここで大事なことは、ウッドデッキの持つ機能・力を引き出すためには、家の設計と共にウッドデッキの役割を考えないとダメなんです。

 

 

薬師町のモデルハウスでは、ウッドデッキをリビングからダイニングと外部を廻廊の用に使える設計としてみました。

 

掃き出しのサッシは、ノンレールサッシを採用、ウッドデッキと室内の床とに段差をなくす仕様にしました。

 

掃き出しのサッシを全解放サッシを使い、サッシを明けたときに引き残し部分が出ない特殊なサッシを使い、室内からのウッドデッキに掛けての開放感を造りました。

 

大変評判のいい設計と成っています。

 

バルコニー大きく掛けて、ウドデッキ部分に雨の当たらない面積を多くしてみることも試してみました。

 

ウッドデッキは、後日取って付けてた形で設けても、その機能も雰囲気も半減してしまうものです。当初設計にきっちり盛り込み、できれば新築と同時に施工することが大事だと考えています。

 

もし、新築と同時に施工できない場合は、しかりした計画を当初からしておくことをお勧めします。

 

さて、材質は?それは次にお話しします。

 

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