建築士カトーのヒトリゴト

第82回アカデミー賞決定

『第82回アカデミー賞決定』

 

 

昨日は上棟式があり、そのことがブログの話題でしたが、今日はこれを語らないと、カトーさん的には収まりません。

そうです。

 

「第82回アカデミー賞決定」です。

昨日は家に帰って、WOWOWの受賞式録画を2時間も見てしまいました。まだ途中です。

 

話題の作品賞は、予想通り『アバター』を抑えて、『ハード・ロッカー』でした。

 

イラクに駐留するアメリカ軍の爆発物処理班の兵士を記録映画調手法で描いた作品です。

 

監督は、元旦那さんで今回同時に監督賞・作品賞ノミネートの『アバター』監督、ジェームス・キャメロン監督を抑えて、監督賞も受賞した元奥さんのキャスリン・ビグローです。

 

全編緊張の続く作品となっています。

 

防爆スーツを着て、爆弾処理する主人公をジェレミー・レナーが無鉄砲な爆発物処理兵士を演じます。無鉄砲で、無神経に度強ある爆発物処理兵士を演じながら、実は内心恐怖に怯えながら内面を押し隠している姿を描いています。

 

日本人には映画の中のシーンですが、まさしくアメリカ人には人ごとのストーリーではないはずです。

簡単に人が死んでいくそのシーンは、いつ自分に置き換わるのか、いつ家族や友人に置き換わるのか分らない現実味があるのです。

極限の恐怖の中で、人はどう平静を保ちながらどう行動するのでしょうか。

人間の心理を繊細に描いた大作というより、秀作といった作品です。

 

日本人がこの映画から受ける衝撃と、アメリカ人が受ける衝撃とは、多分相当違うものがあるのではないでしょうか。

 

現実のイラクは本当にこうなんだろうと思いました。

 

恐ろしい現実の世界が、平和ボケした日本人には想像もできない世界が、現実に世界各地にあるのですね。

そこで、極限の恐怖と闘っている人々がいるのですね。

 

普天間基地移設の問題も、違った目で考えるようになります。

 

今日は、平日ではありますが、アカデミー賞作品賞受賞作品を紹介しました。

さすがに作品賞受賞作品!!

 

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