建築士カトーのヒトリゴト

鋼管杭打ち工事

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鴨江K様邸杭打ち工事


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本日は、鴨江の急斜面に建つK様邸に杭工事の状況を見に

行ってきました。

この場所は、地域全体が斜面に成っていて、がけ条例にか

かるお宅ばかりが立ち並ぶ住宅街です。

2m以上のがけが敷地の周辺にある場合注意しましょう。

低い隣地からは30度の角度の場所には家は建てられませ

ん。隣地が高い場合には逆に高いところから30度の角度で

降りてきた場所及び、隣地境界から高さの2H以内は建てら

れません。しかし、そんなこと言っていたら建てられない場所

ばかりになってしまいます。というわけでいろいろ緩和規定が

あるのですが、今回その一つとして鋼管杭を打っています。


k邸杭工事 002.JPG
先ず杭の長さを確認します。

k邸杭工事 005.JPG
杭の建て込みです。

k邸杭工事 009.JPG
打ち込み初めです。

k邸杭工事 001.JPG
残りわずかです。

こうして、鋼管杭が打たれます。

この建築ヶ所は地盤調査の結果は大変良いものでした。

しかし、それでも杭を打たなければならない場所もあるので

す。

ちなみに地盤補強は

軟弱地盤が浅い場合には表層改良

若干深い場合には柱状改良

それ以上に深い場合で本数が少ない、市街地の場合鋼管杭

本数が多く、市街地の場合コンクリート杭

をコストのバランスから採用しています。


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